公開日: 2023.03.17 最終更新日: 2026.06.04

江東区の住みやすさ&治安を解説! エリアごとの特徴や暮らしやすさも紹介

江東区の住みやすさ&治安を解説! エリアごとの特徴や暮らしやすさも紹介

豊洲エリアの風景

江戸情緒が残る深川エリアから、再開発が進む豊洲・有明エリアまで、多彩な表情を持つ江東区。エリアによって街並みや雰囲気が大きく異なり、住まい選びの幅が広いのも魅力です。そんな江東区での暮らしを検討するなら、街の雰囲気やアクセスに加え、治安や住環境も気になるポイントのひとつ。この記事では、江東区の特徴やエリアごとの違いに触れながら、住みやすさや治安について詳しくご紹介します。

編集部:マドリーム

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01| 江東区の犯罪発生状況:23区平均と比較して治安は良好

警視庁の犯罪統計を見ると、人口1万人あたりの犯罪認知件数は23区平均を若干上回っていますが、区内でもエリアによって街の雰囲気や犯罪傾向には差があります。

警視庁が発表している「市区町丁別、罪種別及び手口別認知件数」によると、2025年の江東区の犯罪認知件数は3,456件で、23区内では多い方から10番目です。
ただ、江東区の犯罪の多くは自転車盗難や万引きなどの非侵入窃盗で、凶悪犯罪の割合は比較的低い傾向です。一方で、駅周辺や商業施設が集中するエリアでは、人の往来が多いため軽犯罪の発生件数が増える傾向があります。

02| 概要:下町情緒を感じられる街か近未来都市か、好みに合わせて選べる

深川八幡祭り(富岡八幡宮)
資料提供:江東区広報広聴課 深川八幡祭り(富岡八幡宮)
資料提供:江東区広報広聴課

江東区は、2026年5月1日時点で人口約54万4,241人、面積は42.99平方km。東京湾に面し、豊かな水と緑に恵まれた街です。

門前仲町や清澄白河周辺は、富岡八幡宮や清澄庭園といった歴史を感じられる観光スポットや飲食店がいっぱい。清澄白河周辺は、おしゃれなカフェやコーヒースタンドも多く独特のカフェ文化を持っています。錦糸町の隣の亀戸エリアや商店街のある砂町エリア、大島エリアは、交通アクセスがよく下町グルメも楽しめる場所。一方、東京湾に面した豊洲・有明エリアは、大型複合商業施設やタワーマンションなどが集中。整備が行き届いていて道幅が広く、子育てにも便利なことから人気を集めています。

03| アクセスと主要駅:主要繁華街へのアクセスが抜群

東京メトロ豊洲駅 東京メトロ豊洲駅

江東区は、JR・東京メトロ・都営地下鉄・ゆりかもめなど複数の路線が通っており、区内のどこに住んでも交通で苦労することはありません。豊洲駅からは、有楽町や池袋に直接アクセスが可能。清澄白河駅からは、約25分で渋谷に出られます。

JR亀戸駅 JR亀戸駅

JR亀戸駅からは、東京駅まで約20分、新宿駅まで約30分というアクセスのよさです。

04| メイン駅周辺の様子:大型複合商業施設が集まり充実の豊洲駅周辺

豊洲駅周辺の街並み 豊洲駅周辺の街並み

アーバンドック ららぽーと豊洲 アーバンドック ららぽーと豊洲

豊洲駅周辺は、大型商業施設や娯楽施設が集まるエリア。一般客が入れる飲食店や物販エリアもある豊洲市場、子ども向け職業体験施設「キッザニア」も入る大型ショッピングモール「アーバンドック ららぽーと豊洲」、本格料理のレストランなどが入った「豊洲フォレシア」などは、休日のお出かけにぴったりです。

清澄通り/清洲橋通り 清澄通り/清洲橋通り

清澄白河駅周辺は、個性的なカフェや雑貨店が充実

亀戸駅の周りには、「アトレ亀戸」や地元の名店をはじめ136店舗が集まる「カメイドクロック」などがあり、多くの人でにぎわっています。

05| 住環境と街の魅力で選ぶ、江東区のおすすめエリア4選

江東区の中でも、街並みの整備状況や住宅街としての落ち着きから、比較的穏やかな住環境が広がるエリアとして知られているのが、豊洲・清澄白河周辺です。また、下町の風情が残る深川エリアや亀戸エリアも、それぞれ異なる魅力を持ち、多くの人に親しまれています。

■豊洲エリア

豊洲ぐるりパーク 豊洲ぐるりパーク

再開発によって整備された街並みが特徴で、歩道や街灯が整い、開放感のある景観が広がるエリアです。大型商業施設や公園も充実しており、ファミリー層を中心に人気を集めています。タワーマンションや管理体制の整った集合住宅も多く、落ち着いた住環境を求める人に選ばれています。

このエリアでおすすめのお出かけスポットは「豊洲ぐるりパーク」。東京湾に面した埋め立て地・豊洲ふ頭に広がる公園。豊洲公園、豊洲ぐるり公園、豊洲六丁目公園、豊洲六丁目第二公園の4つの公園からなり、約19.8haと広大な敷地面積を誇ります。

豊洲ぐるり公園にはパークレストランとBBQ広場があり、レインボーブリッジを眺めながらの食事や、手ぶらでBBQを楽しむことが可能。豊洲駅そばの豊洲公園には遊具広場と芝生広場があり、マルシェやさまざまなイベントが開催されたりキッチンカーの出店が来ていたりするので、週末に家族でのんびり過ごすのにぴったりです。

豊洲ふ頭をぐるりと一周するランニングコースも設けられており、天気がいい日には、多くの人が犬の散歩やジョギングに訪れています。

■清澄白河エリア

清澄庭園
資料提供:江東区広報広聴課 清澄庭園
資料提供:江東区広報広聴課

閑静な住宅街とおしゃれなカフェ・ショップが共存するエリア。観光地としてのにぎわいもありつつ、駅から少し離れると落ち着いた街並みが広がります。都心へのアクセスのよさと穏やかな住環境のバランスを重視する人に人気です。

このエリアのおすすめスポットは「清澄庭園」。泉水、築山、枯山水を主体にした「回遊式林泉庭園」です。江戸時代に大名屋敷の一部として庭園のもとが形造られた後、明治時代に三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎がこの地を買い取り、1880年に「深川親睦園」として開園。その後も造園工事が進められ、明治の庭園を代表する回遊式林泉庭園として完成しました。1979年に、東京都の名勝第1号に指定されています。

3つの中島がバランスよく配置された大きな池を囲むように、築山(富士山)や名石奇岩、数寄屋造りの建物「涼亭」があり、四季折々に美しい姿を見せてくれます。

園内には野鳥も多く、夏はツバメやコアジサシ、冬はメジロやキンクロハジロなどが訪れるので、バードウォッチングも楽しめます。

■深川エリア

富岡八幡宮
資料提供:江東区広報広聴課 富岡八幡宮
資料提供:江東区広報広聴課

富岡八幡宮や門前仲町を中心に、江戸の面影を感じられる街並みが残るエリアです。歴史ある寺社や商店街が身近にありながら、都心へのアクセスも良好。昔ながらの人とのつながりや温かな下町情緒が感じられることから、落ち着いた暮らしを求める人に人気があります。

このエリアでは「富岡八幡宮」がおすすめ。1627年に創建され、「深川の八幡さま」と親しまれている神社。毎年8月15日前後に開催される例祭「深川八幡祭り」は、「水かけ祭り」とも呼ばれ、日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭とともに、江戸三大祭の一つに数えられています。

3年に一度行われる本祭りには、大神輿53基に約70基の小神輿をあわせた120基余りの神輿が町内を巡行し、「連合渡御」では53基の大神輿が勢揃い。「水かけ祭り」の別名の通り、沿道の観衆から担ぎ手に清めの水が浴びせかけられるなか、「わっしょい!わっしょい!」の掛け声が響き渡り、観衆と担ぎ手が一体となって盛り上がります。

富岡八幡宮は江戸勧進相撲発祥の地でもあり、境内では歴代の横綱を顕彰する碑や力士の手形・足形碑などを見ることができます。

■亀戸エリア

竪川河川敷公園カヌー・カヤック場 
資料提供:江東区広報広聴課 竪川河川敷公園カヌー・カヤック場
資料提供:江東区広報広聴課

大型商業施設や昔ながらの商店街が共存し、日常の買い物や外食に便利なエリアです。駅周辺はにぎわいがありますが、住宅街に入ると落ち着いた雰囲気が広がります。交通利便性と生活利便性のバランスがよく、単身者からファミリー層まで幅広い世代に選ばれています。

このエリアではぜひ、「竪川河川敷公園カヌー・カヤック場」に行ってみてください。首都高速道路7号線の高架下に広がる「竪川河川敷公園」に設けられた、カヌー・カヤック場です。カヤック13艇とヘルメット、ライフジャケット、パドルの貸し出しがあり、予約不要で気軽にカヤックを体験できます。

指導員が丁寧に教えてくれるので、未経験者でも安心。陸上でこぎ方などを教わったあとに約30分、実際に水上でカヤックを操ります。営業は春から秋まで。小学生以上なら、誰でも利用できます。

こうしたエリアは、街全体が計画的に整備されている場所も多く、住環境の快適さや安心感を重視して住まいを探す人から注目されています。

取材・執筆:立花裕子(MAP&NEWS.net)

06| 子育て支援制度も充実、ファミリー層から支持を集める住環境

治安の安定性に加え、子育て支援制度が充実していることから、江東区はファミリー層からも高い人気を集めています。例えば、豊かな水辺環境を持つ江東区は、「CITY IN THE GREEN(みどりの中の都市)」を目指して、緑化の推進や環境保全、持続可能な資源循環型社会の形成に取り組んでいます。

また、安心して子育てができる環境の整備にも力を入れており、出産前から出産後、その後の育児期まで手厚いサポートを展開。例えば、妊婦さんが保健師などの専門職員に出産や子育ての悩み・不安を相談できる「ゆりかご面接」や「両親学級」、産後4か月未満であれば5泊6日まで利用できる産後ケア、そして、子どもの遊び場や情報交換の場として使え、子どもの一時預かりも行う区内8カ所の「子ども家庭支援センター」などが利用できます。

地域SNSアプリ「PIAZZA」を使って、子ども連れで行きやすいレストランや地域のイベント、子ども用品のリユースなど子育てに役立つ情報のやりとりができる環境も整っています。

07| 知っておきたい家賃相場と新築物件の価格帯

江東区の賃貸物件の家賃相場は次の通りです。
(2026年5月時点)

1LDK:184,400円
2DK:223,800円
2LDK:258.600円
3DK:245,600円
3LDK:312,500円


江東区の新築・分譲一戸建ての価格相場は、4,280〜1億1480万円台です。中古マンションの価格相場は、以下のようになっています。

3~5年以内:1億5,111万円台
5~10年以内:1億5,384万円台
10~15年以内:1億1,702万円台
20年以上:5,427万円台


区内でも、賃貸物件の家賃相場はエリアによって偏りがあり、沿岸地域は高めとなる傾向があります。

2LDKの家賃相場は、豊洲駅周辺が308,500円、清澄白河駅周辺が294,600円、亀戸駅周辺が216,400円、門前仲町駅周辺が282,300円です。

落ち着いた佇まいの街並みが広がる、だれもが心安らかに暮らせる江東区・住吉の住みやすさや治安を解説

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